Vancouver Japanese Language School and Japanese Hall

バンクーバー日本語学校並びに日系人会館は、1906年に設立された、世界的にも大変古い歴史を持つ団体です。創立当初の娯楽の少ない時代より、映画会やパーティーなどバンクーバー日系人コミュニティーの殆どの催しを行ってきました。今でも、餅つき大会、ひな祭り、七夕祭り等日本の行事活動を行っています。また、古くは1923年カナダ日本語学校教育会の設立を提唱しその活動の中心になり、現在はＢＣ州日本語教育振興会にスペースを貸し出して日本語教育の普及のために尽力しています。

1928年建設の建物は、バンクーバー市よりヘリテージビルに指定されています。現在は、隣地に建設された2000年完成の建物において、殆どの活動が行われており、新校舎には、500人収容の大ホールや、蔵書数36,000冊を誇る日本語図書館、その他19の様々な部屋があり、コミュニティーに施設の貸し出しをしています。

運営は、ボランティアの理事で構成される理事会で決定・履行されています。また、学校教育以外の諸活動は全てボランティアにより支援されており、寄付や収益金は全て団体運営費・施設建築費に充てられています。

2006年には、創立100年を迎えました。